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あ

  • おみくじ
    雲凍る一月 二人で神社
    初詣のおみくじ 私だけ大吉引いて
    あの頃は一緒に喜んでくれたね
    いつも二人同じくらい幸せだと思ってた

    路地香る三月 君んちのポスト
    待ちわびた春の便りは来ず
    いつまでもひたむきな君を見ていたかった
    「あきらめる」なんて君が 少し遠い

    今年も奇跡的に雪が降って
    君は誰かに電話したくなったかな

    目もくらむ八月 午後七時打ち上げ
    地元の花火大会 私だけ浴衣着てって
    あの時もっと喜んでほしかったのに
    そう君はいつも何か少し足りない

    いつのまにかまた次のおみくじを
    君と引くのが恐くなってしまったんだ
    こんな私を君はもう許してはくれないかな

    言わなくちゃ 言わなくちゃ
    怒らないで聞いて
    十月の黒い雲 消えなくて

    今年も奇跡的に雪が降って
    私は君に電話したくなったんだ
    今年も奇跡的に雪が降って
    二人で幸せになれたならよかった

    ちょうど一年前 二人で神社
    初詣のおみくじ 私だけ大吉引いて
    あの時君は 一緒に喜んでくれた
    私はもう十分に幸せだったんだね
  • お月さま
    夜風が少し寒くなってきた  窓を開けたら隣に来てほしい
    淡い期待はいつも覆され 思うようには決してならないあなた

    あなたがいなくちゃ生きていけない
    見えなくて 聞こえなくて ちゃんと歩けない
    そんな風にはなりたくない いつからそうだったの?

    あなたの胸、腕、指が私を苦しめて
    たった今の誓いを揺るがせようとする
    どんなに遠くまででもついてくるお月さま
    本当そんなかんじだよ 消えない想いは

    日を追うごとに会いたくなるけど
    楽になるために嫌いにはなれない

    あなたがいなくて途方に暮れてる
    四六時中想っても何も返らない
    時間を無駄にしてるだけ 信じたくないけど

    あなたの顔、髪、声 その全てが愛しくて
    たった今の決意を揺るがせようとする
    どんなに遠くまででもついてくるお月さま
    本当そんなかんじだよ 届かぬ想いは

    あなたの言葉が私を苦しめて
    たった今の誓いを揺るがせようとする
    どんなに遠くまででもついてくるお月さま
    本当そんなかんじだよ 止まない涙は
  • 永遠の指切り
    今度あなたに会うまでに 私はどんな人になるの?

    今度私に会うまでに あなたはどんな人になるの?

    廻る惑星の上に きらめく街のネオン
    こんな弱い電波じゃ 私は見つからないだろう

    永遠の指切り あなたと交わした
    あの時の瞳の中 確かに私が映ってた

    余りすぎた時間たちは 夏の予感に腐りだした
    ひとりきりで過ごすのには ちょっと寂しすぎる風景

    汗を流してまでも 欲しいものが見つからない
    こんな弱い電波じゃ あなたを拾えないだろう

    永遠の指切り 新しい街で
    あなたの瞳の中 映る私を思い出した

    永遠の指切り 本気の証に
    ちゃんと形にしたいの これからの私を

    永遠の指切り 最後に交わした
    別れは悲しくない 私を変えてくれた人

    二度と会わない代わりに 永遠の指切り
  • いちばん新しい朝
    暮れるこの道 雨は過ぎて
    声をひそめる 空の静けさ
    そして世界は光受けて
    輝く太陽 街を抱くよ

    今日がいちばん新しい日 小さな瞳キラキラと
    ずっと明日を見つめている 光届く未来を

    頬をすぎる 風の丘に
    何も持たずにあなたと行こう
    どんな時でも 照らし続ける
    心の中の宝物を

    今日がいちばん新しい日 昨日を知った二人に
    希望の新芽は育ち行くよ 豊かな実りを付けるよ

    白いアーチの向こう側で
    あなたが笑う 私を待ってる

    今日がいちばん新しい日 たくましい横顔に誓うわ
    ずっと笑っていられるように
    この先 私も あなたも
    そして二人はいつの日も 喜びの大地踏みしめ
    寄り添う影はどこまでも どこまでも長く伸びるよ
  • 合カギ
    あなたは私に何を望んだのでしょう 同じ型の合鍵を渡す時

    あなたは私に何を許したのでしょう 初めて作った合鍵を渡す時

    寝ているときの姿 思い出の写真たち
    秘密の隠し場所 心の拠り所

    そしてすぐにでも受け入れてしまうように
    組み込まれた母性はすべてに勝るものなのか

    あなたは私に何を託したのでしょう もしもに備えた合鍵を渡す時

    冷蔵庫の中身と  汚れた洗濯物
    物音ひとつしない 昼間の空の部屋

    そしてすぐにでも楽しめるようになったけど
    一日分のエネルギー 持て余してる昼下がり

    あなたは私に何を望んでるでしょう 同じ型の鍵を分け合った人に

    私は私のままで あなたの色に染まり
    見つめ返すその目は 従順なまんまで

    こんな日がいつまでも 当てもなく続いてくの
    あなたが描いてく 額の中生きていくの

    酸素の足りない小さな部屋で・・・

か

  • 午前二時の手紙
    YouTube

    今日も見ていたのよ 笑顔ひとつ
    夕日と一緒に沈んでしまった

    耳をふさげば 何もわからない
    目を閉じれば よく見える
    本当の姿が よく見える

    闇は深く 涙落ちて

    つらい夜があなたにもあるなら
    「アイシテル」って言葉 心からあげたい

    これ以上体は育たないけど
    今より近くに行けるようになるよ

    命が短くなるごとに
    生きていたいって強くなる
    そう思えるの 幸せ

    だけど今日も 闇が来ると

    つらい夜が私にもあるから
    「アイシテル」って言葉 心から言えるの

    つらい夜があなたにもあるなら
    「アイシテル」って言葉 心からあげたい
  • 恋する体
    もっと気のある素振り見せてほしい それは私のうれしい悩み事
    そんな風に誰かと楽しそうにするの 私はだめなの 誰かじゃだめなのに

    目と目合わせておしゃべりするだけで すぐに赤くなる顔恥ずかしくて
    甘い色を付けるような 昨日 明日
    会いたい 会いたい 会いたい 会いたい

    体 熱くて 熱くて 熱くて
    私、苦しい 苦しくて
    それでも一人は君を思い出させる
    一緒にいたくて、いたくて、いたくて
    話、しよう 話したい
    思い出かすれていく もっといっぱい話そう
    会いたい 会いたい 会いたい

    もっと素直な言葉をかけたいけど
    意地張ってしまうの かまってほしいだけ

    ふざける二人の距離が近すぎて
    震える指先 うまく隠せない
    あぁ 擦り切れていって 深く 深く
    泣きたい 泣きたい 泣きたい 泣きたい

    胸が痛くて、痛くて、痛くて
    私、寂しい 寂しくて
    それでも私は君を思い出したい
    一緒にいたくて、いたくて、いたくて
    君を見たい 見ていたい
    いつか忘れちゃうんだよ
    もっといっぱい会いたい

    体 熱くて 熱くて 熱くて
    私、苦しい 苦しくて
    それでも一人は君を思い出させる
    一緒にいたくて、いたくて、いたくて
    話、しよう 話したい
    思い出かすれていく もっといっぱい会おう

    胸が痛くて、痛くて、痛くて
    私、寂しい 寂しくて
    それでも私は君を思い出したい
    一緒にいたくて、いたくて、いたくて
    君を見たい 見ていたい
    いつか消えちゃうんだよ
    もっといっぱい話そう

    こっち向いて・・・ 会いたい
  • 季節風
    YouTube

    季節が変わる時 いつも強い風が吹く
    何度も もう何度も くり返してるはずなのに

    夏には冬の厳しい寒さを 冬には夏のけだるい暑さを
    すぐに忘れて飛び込んでしまう
    その度にいつも風邪を引いてしまう

    季節が変わるように 同じ場所にはいられない
    うまくいってても たとえうまくいってなくても

    みんなで手をつないで せーのでジャンプして
    そうやっていきなり 大人になるわけじゃない
    だけど誰にだって風は吹く 次の季節を教えてくれる

    地球をまわる風 世界中を掃除してく
    地球をまわるこの風が 小さな私見つけてくれる

    季節が変わる 季節が変わる
    今 風の中

さ

  • サナギ
    ”ずいぶんとウソをつくのが上手になったね”
    悲しげな目をして君が離れていく 妙に浅い夢

    「明日があるから」って また言ってしまった
    足りない気持ちに 電子文字また積んで
    ためらいもなくなって

    僕は変わってしまったかな 君はまだ気づかないようだけど

    サナギはついに透明の膜になって
    中はもうすでに丸見え
    今の自分の力を持っては 簡単に破けてしまう

    誰かが僕を こっそり描写している
    肝心なとこが すっかり抜けたままで
    笑いたそうにジャッジする

    ”こんな鮮やかに色づいてるじゃない”
    みんな ほら覗いてるよ

    サナギはついに背筋にヒビが入る
    すべての準備はできた
    とりまく外気は冷たくて もうここにはいられない

    「ずいぶんとウソをつくのが上手になったね」
    違うよ そうじゃないよ
    僕は君と生きていきたい

    サナギはついにこの僕を大人にした
    無邪気なふりはもうできない
    これからどうする? わからない
    それでいい それがいいんだ

な

  • ネイリバナ
    君の寝入りばなに潜む 怪物に話しかける
    私のことが好きですか?
    障子越しに揺れる月 おぼろ月

    東西南北 東西南北
    まわれ まわれ 君の中の方位磁石

    私の寝入りばなに カタリ 怪物が物音立てる
    眠りこけたふりをした
    またすぐ静かになる 永く短い夜

    東西南北 東西南北
    まわれ まわれ 私の中の方位磁石

    「夢の中へ 連れて行って」

ま

  • 三日月な恋人
    友達とは言い切れない 彼氏なんて呼べない
    満ちることはない 消えることもない
    三日月な恋人

    会えなくなってもう何日? カバンの底に沈む携帯
    目を閉じたら感じられるかしら わずかな引力

    マンションのベランダから 足を投げ出して
    教えてよ 今の私に必要なのは どんな形の勇気

    好きだとは言ってくれない 嫌いになんかなれない
    ひとつにはなれない 離れることもない
    三日月な恋人

    つないだ指の感触 いつか思い出せなくなって
    次の満月のころに 世界はどうなっているだろう

    ”いつだって輝くあの星のように 寄り添っていたい”

    カーディガンのポケットには 過去へのパスポート
    クズになって消えて 宇宙をさまよって いつかまた会えるかな

    マンションのベランダから 足を投げ出して
    風になる どこへでも飛べる気がしたんだ 今夜月の下で

    満ちることはない 消えることはない
    三日月な恋人

    ひとつにはなれない 離れることはない
    三日月な恋人

や

  • 夢うつつ
    たまには 忙しくしてるその手を止めて
    スーツ姿の表情 緩めてみせて
    ”恋”なんてもの とうに忘れた顔で
    荷物両手に 走って回るあなたよ

    こう言ったらきっと あなたは驚くでしょう
    ”恥ずかしながらそのクチビルを 毎夜のように思い浮かべてる”
    今度夢から覚めたその時は 会いにいってもいいですか?

    緩やかな輪郭を 指でなぞり
    やわらかい息が すぐそばで聞こえる
    昼間とは違う目で 僕を見つめて欲しい

    出逢ってからのこと 不思議と覚えている
    自覚症状もなかったあの頃のこと

    気付かれないように 僕も”昼間の顔”して
    毎日変わる画面の数字と 抜け目のないあなたを眺め
    追われる日々 格闘してるのは 大変な難業だけど

    こう言ったらきっと あなたは驚くでしょう
    ”恥ずかしながらそのクチビルを 毎夜のように思い浮かべてる”
    今度夢から覚めたその時は 会いにいってもいいですか?

    無防備なあなたと 頬杖ついて
    普段ではできない話をしたい
    そしてあなたが笑ってくれたら
    今現在考えられる 最高の幸せ

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